新型コロナウイルス、重症化した人たちはビタミンD不足だった！
スリムでイキイキ活力ある身体を手に入れて笑顔と豊かさあふれる社会を実現する
パーソナルヘルスコーチ、薬剤師、健康アドバイザーのかわばたふみこです。
緊急事態宣言が延長されてしまいましたね。
自粛が伸びることでのリスク、子供たちへの影響や自殺や犯罪が増えることの方が心配です。
これまでの数字を見ていると季節性のインフルエンザの方が死亡率が高く、
しかも重症化するのは免疫力が極めて低い方々だということが明白なので
「人の命がかかっているのだから自粛しろ！」
ということであれば国民全員で自粛するよりも
リスクの高い方々を保護する方がよほど理にかなっているのではないかなと思います。
さて今日はいくつかの国からの報告でコロナウイルスで重症化した人たちはビタミンDが不足していたというお話です。
まずフィリピンからビタミンDが不足すればするほど重症化したという報告。
アメリカやインドからも重症化した人たちにビタミンD不足の人が多かったとの報告が
インドネシアではなんと重症化した人たちの95.8％がビタミンD不足だったとの報告がありました。
逆にビタミンDをたくさん摂っていたから回復したという症例も上がってきました。
どう考えてもハイリスクな97歳のドイツ人女性です。
この方は高血圧、2型糖尿病、腎機能低下、心不全、大腸がんの病歴があり
インスリン製剤、糖尿病の薬、降圧薬、ACE阻害薬、尿酸降下薬などのお薬を服用中。
そして以前からビタミンDを1週間に6万IU（1回2万IU、週3回）という高用量を飲んでいたということです。
2週間で回復し、退院！
担当医は「生還できた理由はビタミンDの摂取以外、考えられない。」とのことです。
全ての方に当てはまるとは限りませんが、良いニュースの一つであることは確かですね。
もともとビタミンDは不足しがちで、日本人の8割がビタミンD不足と言われています。
特に冬など日光に当たる時間が不足するとビタミンDも不足しがちです。
また近年、美白ブームでガッツリ日焼け対策してる方は夏でも不足してる可能性が高いです。
ビタミンDが含まれている食品としてはイワシ、サンマ、カレイ、ブリ、シラス干し、鮭などの魚類や
干しシイタケや干しキクラゲなどのキノコ類です。
特に青魚はカルシウムやオメガ3も一緒に摂れるのでお勧めです。
また食事からだけでは不十分だと思われる方はビタミンDのサプリメントもあります。
その場合一緒にマグネシウムも摂りましょう。
1日にビタミンD2000ー5000IU、マグネシウム350ー500㎎が目安です。
食事や日光浴などから摂れる分を考慮して摂取するようにして下さい。
そして1日30分でもいいので日光を浴びながら散歩をしましょう！
外を歩くだけならお金もかからないし、マスクもいりません。
気分転換でき、運動にもなり、ビタミンDも合成できます。
今後、緊急事態宣言が解除となればコロナの波が押し寄せてくることが予測されます。
腸内環境を整え、十分な睡眠をとり、適度な運動をして免疫力を上げていきましょう！
