たねと私の旅
こんにちは！
パーソナルヘルスコーチのかわばたふみこです。
映画『たねと私の旅』を見てきました。
これはカナダのある家庭のお話。
環境活動家でもあったお母さんのもっとも大事な仕事は家庭菜園だった。
種を蒔き、育て、収穫し、種を採り、また蒔く
お母さんの料理はタネから始まる。
畑から収穫される豊かな実りが
台所でとびきり美味しい一皿になる至福のひととき！
そんな中、GM(遺伝子組み換え)食品が市場に出回り始めた。
多くの国が食品にGMの表示義務を設けたのに対し、カナダとアメリカは設けなかった。
お母さんの菜園の周りもどんどんGM作物に変わっていき
そしてとうとうお母さんは脳腫瘍になり…
私達は普段の生活で『タネ』を意識することはほとんどありませんが、
実は私達が食べているものはタネそのものであることが多いです。
お米をはじめとしてパンや麺類などの小麦製品、豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆製品、ビールの原料やおつまみの枝豆、コーヒーも全てタネです。
乳牛や食肉用の家畜はトウモロコシ、大豆などのタネで育てます。
タネは私達が生きていくうえでとても大切なものなのです。
しかし今、私達が食べているタネの大部分がGMになってしまいました。
企業が開発するGMのタネは特許により農家がタネを取る自由を奪ってしまいました。
一度GMを入れてしまうと毎年タネを買うことになり、
しかもラウンドアップなどの除草剤とのセット売りの悪循環にはまってしまいます。
賢い消費者になる為には
多品種生産小規模農家が生産するものを買って支えたり
自然栽培をあつかうお店で買い物したり
GM食品を避けるだけでなく
企業にGMを使わないように直訴したり
私達が選べるように
表示するよう働きかけていくことが大事だと思います。
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