土に還るのに何年？ - 浸透圧ふうこの健康ブログ

スリムでイキイキ活力ある毎日を手に入れて笑顔と豊かさあふれる社会を実現する
パーソナルヘルスコーチ、薬剤師のかわばたふみこです。

今日は私達が普段使っている便利なものが自然に還るのに何年かかるのかみていきましょう。

紙…2〜4週間
タバコの吸い殻…1〜5年(フィルターがプラスチックなので結構かかる)
紙コップ…50年(プラスチックコーティングされているので)
アルミ缶…200年
お菓子のフィルム…200年
缶を束ねるプラスチック…400年
ペットボトル…450年
子供のオモチャなどしっかりしたプラスチック…1000年

ざっとこんな感じです。

現在、海を漂うゴミが問題になっていますね。

海洋生物がゴミに絡まったり、食べてしまったりしてたくさん死んでいます。

プラスチックは油を吸着する性質があり、汚染物質がべったりくっつくだけでなく

油はプラスチックから環境ホルモンを溶かし出してしまいます。

このプラスチックが細かくなったマイクロプラスチックを小魚が食べ、さらに大きな魚が食べていくと生体濃縮され

最終的に数千倍の毒素が蓄積されてしまいます。

これを食べるのが私達、人間てす。

結局、便利に使いポイ捨てしたゴミは

巡り巡って私達の健康に害を与えるものとなって帰って来るということです。

最近は企業でも脱プラスチックが進んできましたね。

私達にもできる事はたくさんあります。