浸透圧ふうこの健康ブログ

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奄美大島の発酵飲料『ミキ』

スリムでイキイキ活力ある毎日を手に入れて笑顔と豊かさあふれる社会を実現する
パーソナルヘルスコーチ、薬剤師のかわばたふみこです。

 

 

『ミキ』の講習会へ行って来ました。

ミキとは奄美大島に大昔から伝わる乳酸飲料です。

語源は『お神酒(オミキ)』からきたと言われ

神事祭事の際に霊力のある女性の神職ノロ』が

祈りを込めて作っていたのだとか。

米とサツマイモから作られ

1ccに1億個以上の乳酸菌が含まれています。

腸内環境を改善し

胃腸の働きを助け

体調不良の時も消化に負担がなく栄養補給できます。

病中病後、

離乳食

母乳の出がよくなるので授乳中のママさんにもお勧めです。

ちょっとおしゃべりができるようになった赤ちゃんがオッパイを飲んで

『これが飲みたかったんだよ!』

と言ったとか

 (マジ?)

母乳の味も良くなるらしいです。

赤ちゃんからお年寄りまで誰でも飲めるミキ!

奄美大島の方々が長寿なのはミキを飲んでるからだと言われています。

是非、手作りして常食して下さい。

 

作り方はとても簡単!

《材料》
米500g、水2L
サツマイモ100g

材料はたったのこれだけ!

 

《作り方》
お米を洗います。

ボールに米500gを入れ、ボールの端からそっと水を入れ、米全体が浸水したら直ぐ捨てます。

新たに水を入れ、

両手で米をすくったら優しく擦り合わせるように洗います。


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https://youtu.be/prY7zA38D-c

 

2ー3回洗ったら水を変え、同じように2ー3回洗い、ザルにあげます。

仕上げにボールにはった水の中にザルごと入れ、振り洗いします。

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すると雑味の元となるゴミが取れます。

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この一手間はとても重要!

 

鍋にお米と水2Lを入れて火にかけます。

厚手の鍋なら最初強火で大丈夫ですが、鍋が薄いと焦げやすいので注意して下さい。

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木べらで右回り(時計と同じ方向)にゆっくりかき回しながら加熱します。

12分ほどしたらお米の様子を見て、芯があるようなら後1ー2分加熱し、

完全に芯がなくなったら火を止めます。

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サラッとしたお粥ですが、冷ましてる間にも火が入り、モッタリしてきます。


お粥を冷ましてる間にサツマイモの皮を剥き、水にさらしておきます。(30分以上)


お粥が50-55°くらいまで冷めたらサツマイモをすりおろして入れます。

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ここでも右回りに混ぜ込んでいきます。

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最初はかなり硬い感じですが

数分で軽くなってきます。

更によく混ぜていくとサラサラになってきます。

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今日の作業はここまでです。

お疲れ様でした。

 


その後、様子を見がてら たまにかき混ぜて下さい。

冬なら2ー3日、夏だと一晩くらいでプクプクと発酵してきたのを確認できれば出来上がりです。

そのままでもいいのですが、滑らかにしたければミキサーにかけて

その後別容器に移し替えて冷蔵庫に保管して下さい。

発酵し続けているので8分目くらいに入れ、ゆるくフタします。

約2週間ほどは大丈夫です。

 

味は最初ほんのり甘く、

日々変化し徐々に酸味が増してきます。

好みの味で止めたい場合は冷凍して下さい。

 

 

 

そして今回ご紹介した方法で洗米したご飯はとても美味しいです。

 

 

ただ目の前のお米だけに集中し、

お米のこぼれる音に耳を澄ませていると

自然と優しい気持ちになり

心落ち着いてきます。

そしてしだいにハッピーがあふれてきて

いつしか微笑んでいる自分に気が付きます。

 

毎日忙しい社会の中で暮らしていると

お米もガサガサ雑に洗ってしまいがちですが

ほんのひと時、ほんの数分

お米との対話を楽しむことは

カラダとココロに栄養をくれそうです。

 

resast.jp

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